ニュースクール大学で芸術・デザインを学ぶ学生のためにビジネス開発のサポートを担当しているアーティスト・コーディネーター。
母親が家事全般が苦手だった事から、自身は家事が得意な家庭的な女性へと育ちました。
基本的に無邪気な性格の主人公です。
家庭的な一面を持つ彼女ですが、残念ながら恋愛はあまり上手ではなく、交際が長続きする事はありませんでした。
ある日、街でかつての恋人であるトニーとその息子マックスと出会った事で「子供が欲しい」と考えるようになります。
自分の夢を叶えるために人工授精を計画する彼女ですが、人類学者のジョンと運命的な出会いを果たします。
マギーを演じる「グレタ・ガーウィグ」は、女優だけではなく映画監督や脚本家としても活躍しています。
元々は脚本家になる事を目指していたグレタですが、大学在学中の2006年に「LOL」という映画に端役で出演した事がきっかけで女優デビューをする事になりました。
女優業と並行しながら、2014年第64回ベルリン国際映画祭の審査員を務めた経験も持っています。
また、2017年に監督を務めた「レディ・バード」では、業界内から高い評価を得てアカデミー監督賞とアカデミー脚本賞にノミネートされています。
新進気鋭の文化人類学者で小説家を目指している男性です。
登場時に既にジョーゼットと結婚をしていますが、家庭よりも仕事を優先する妻に愛想を尽かしています。
給料の支払いミスによってマギーと出会う事になり、徐々に二人の距離は近づいていく事に。
ジョンを演じる「イーサン・ホーク」は、アメリカ出身の俳優です。
さらに、作家・小説家・映画監督としても活動をしており、演じたジョンと同じ「小説家」という共通点があります。
1985年に「エクスプローラーズ」で俳優デビューをしているイーサンですが、学業を優先するために一度俳優業を休止しています。
1989年に「いまを生きる」で俳優として復帰、1991年「ホワイト・ファング」で初めて主演を務めます。
それ以降も、「ガタカ」等の話題作に出演をして俳優としてのキャリアを積んでいきました。
その一方で、1996年に「痛いほどきみが好きなのに」で小説家デビューを果たし、2006年には同作の映画監督も務めました。
これまでに、アカデミー助演男優賞やアカデミー脚色賞、ドノスティア賞といった数々の賞を獲得してきた実力派俳優です。
コロンビア大学の教授として働くキャリアウーマンです。
物語開始当初はジョンの妻でしたが、途中で離婚する事になります。
かなり優秀な女性ですが、家庭を顧みないといった欠点を持つ人物です。
その結果、ジョンから愛想を尽かされる事となりました。
同性であるマギーからも優秀な女性として認められていたりと、作中でも特に優秀な人物として扱われています。
ジョーゼットを演じる「ジュリアン・ムーア」は、アメリカを中心に活動をしている女優です。
幼少期は、両親の仕事の都合でアメリカやドイツを転々とするといった経験をしています。
高校・大学で演劇を学び、大学卒業後はニューヨークでウェイトレスとして働きながら、オーディションを受けるという日々を過ごしていました。
1985年に日本でいう昼ドラで女優デビューして、それ以降はオフ・ブロードウェイやテレビドラマで女優として活躍していきます。
カンヌ国際映画祭女優賞・ベルリン国際映画祭女優賞・ヴェネツィア国際映画祭女優賞と「世界三大映画祭」の女優賞を制覇していたり、アカデミー主演女優賞やゴールデングローブ主演女優賞も獲得しているアメリカを代表する名女優の1人でもあります。
2008年10月に行われた東京国際映画祭のために来日した時には、木村佳乃や伊勢谷友介と一緒にグリーンカーペットを歩きました。
マギーの友人で元恋人の男性です。
登場時には既に結婚をしていて、マックスという息子がいます。
思ったように男性との交際が続かないと悩むマギーに対して、「自分は2年も続いた」と発言します。しかし、マギーからは「学生時代の話で喧嘩ばかりしていた」と一蹴されています。
マギーの友人でピクルス店を経営している男性です。
数学が得意だった事から、マギーに精子の提供者の候補に選ばれています。
実際に、マギーから精子を入れる容器を渡されていますが、最終的にはマギーから関係を絶たれるといった結末を迎えています。
ガイの作るピクルスを食べたマギーからは、今まで食べたピクルスの中で1番美味しいという評価を得ていました。